どうぶつの森シリーズとスプラトゥーンシリーズはどちらとも任天堂が誇る超人気作ですが,この2作品をプレイしているとなんだか似ている部分があるな~と最近思い始めています。
根本的なゲーム性やプレイに対する考え方は全然違うのですが世界観の作り方であったり,ゲームの構造的にあれ?これどこかで見たことあるようなと感じる場面が結構あったりします!
今回はスプラトゥーンシリーズとどうぶつの森の意外な共通点について解説していければなと考えています!
スプラトゥーンとどうぶつの森のゲーム内容をざっくりと説明するとこんな感じになります…
- スプラトゥーン…
イカやタコたちが繰り広げる4VS4で行われるインクを使った白熱したバトル‼ - どうぶつの森…
どうぶつたちとのんびり自由気まま過ごすスローライフ
どちらの作品も私にとっては思い出がたくさんありますし,現在でも長いことプレイしているお気に入りの作品でもあるので両方の魅力について紹介できればいいですね~!
それではさまざまな観点から二つの作品の共通点について考えていきたいと思います!
目次
2つの作品を手掛けるプロデューサー


まずはプロデューサーの方がどちらとも野上恒さんということですね!
なんだ両方のゲームはこの人がプロデュースしているのか!とおもうかもしれませんが,
正確にはとびだせどうぶつの森amibo+やどうぶつの森ハッピーホームデザイナーからプロデューサーを務めています。
以前のシリーズにおいても,ディレクターであったりスペシャルサンクスとしてどうぶつの森シリーズに携わっていたようです。
ここまで言うと野上氏一人がゲームを開発しているのではないかと思う方もいるかもしれませんが,ゲームの細かな部分に関してはたくさんの方が関わっているのであくまでもゲーム開発における代表的な人物というのが正しいのかなと思います。
同じ人物がプロデューサーを務めているって考えると大まかなゲームのシステムが似てくるのは納得できるのではないでしょうか?


…他にも野上氏を共通点として挙げたい理由として,自分自身がゲームのキャラクターになっていろんな場面で活躍しているんですよね~
例えばどうぶつの森の場合,amibo+にて自分がプロデューサーを務めたときには自分自身がどうぶつの森のキャラクター(パニエル)になって新しい要素の案内人として登場していたんですよね~
これまでのどうぶつの森においても開発者がモデルとなってどうぶつたちが描かれるということがありましたが,ご本人が登場するのはこれが初めてではないでしょうか?
またあつまれどうぶつの森のパニエルの島というものがありますが,11/5アップデートにてバージョンアップします!
もしかしたらこの機会を期に再度注目されるのかもしれませんね~
一方でスプラトゥーンシリーズではイカ研究員として登場していますね(笑)
設定としてはプロデューサー野上氏のそっくりさんということらしいのですが…
プレゼンテーションなどではイカ研究員の恰好で「野上 恒」と表示されることが多いですね~
通常ゲームの開発者登場となると,ゲームのTシャツを着て普通に話すということがほとんどだと思いますが,この人だけはサングラスと白衣でイカ研究員のキャラを演じています!
なのでほとんどのゲームの場合ゲームの開発しているすごい人なんだと思う所ですが,野上さんの場合はネット上ではいろんな意味で愛されているんですよね~
こうして見てみるとゲームの枠を超えた世界観づくりをしたいんだなっていうのが伝わってきて作り込みがすごいことがわかりますね!
…ここまで野上氏が共通でスプラトゥーン,どうぶつの森に関わっているということをご紹介しましたが,他にも同じように関わっている方が何人もいらっしゃるようなので一度はスタッフロール画面から比べてみるのもいかがでしょうか?



ハイカラニュースと案内所による島内放送


まずはゲームを起動したときに流れるハイカラニュースと島内放送ですね~
ゲームを起動するとどちらともプレイする上での最新情報が紹介されるニュースや放送へと進むことができます。
スプラトゥーンの場合,ハイカラニュースといって2時間制で入れ替わるステージの情報やアルバイトの招集情報,時にはフェスの情報やアップデートの情報なんかもここで聞くことができました。
島内放送の場合も同じように現在の時刻であったり,イベント情報やキャンプサイトの状況など様々情報が聞くことができます。
放送の中で聞くことができるキャラクターたちの小ネタも聞くことができるのも魅力の一つですよね。
どうぶつの森では特にイベントが無ければしずえさんの個人的な報告だったり,スプラトゥーンだったらMCのテンタクルズの裏情報なんかも聞くことができたりします。
実はタイトル後のこのようなシステムはゲームの歴史から見てもどうぶつの森が先でスプラトゥーンにも採用されたという見方ができます。
ゲームへの世界観へと入っていくのにもニュースのようなシーンがあることによって没入感ができていくのかなと思います。
ただしこのシステムにも否定的な側面もあって,スプラトゥーンで何度も何度もバトルをするような人にとっては少し面倒なシステムであるといった見方もあります。
どうぶつの森も似たような所があって,タイトルからさっさと始めたいという人も一定数いるようです。
あつまれどうぶつの森なってからはしずえさんは1日に1回だけになりましたが,やはり早く始めたいということには変わらないようです。
どちらのゲームにしても起動する際には世界観とシステムのバランスが取れた仕様になるといいですねー
タヌキ開発とクマサン商会


続いてご紹介するのがいろんな意味で闇がありそうなクマサン商会とタヌキ開発ですね。
どちらの会社にもクマであったりタヌキが中心となって運営されているようです。
タヌキ開発と言えばやはり金を巻き上げているイメージでしょうか?
プレイヤーから初期費用や家のローンなどを通して金を巻き上げています…!
それに対してクマサン商会もさぞ儲かっているようです。
具体的には海から泳いでくるシャケから燃料として使われる金イクラをイカたちを通してた大量に得ているのでそれはさぞチャリンチャリンお金が入ってきていますな~
プレイヤーやどうぶつたちから金を巻き上げているタヌキ開発とオオモノシャケから金イクラを巻き上げているクマサン商会…
裏で繋がっているなんてことはないとは思いますが,どこか共通しているような気がするのですが気のせいでしょうか?

そして注目していただきたいのが,クマサンの声がとびだせどうぶつの森版のボイスになっているんですよね~
あつまれの方ではまた違ったボイスが使われているのでサーモンランをすると懐かしのボイスが聞ける!という方もいるのではないでしょうか?
ちなみにスプラトゥーンにおいてどうぶつの森のボイスで話すのはこのクマサンというキャラクターだけです。
しかもこのキャラクターは未だに謎が多くて,スプラトゥーン2現在この正体を知る者はいません。
スプラトゥーンの世界は哺乳類が絶滅した12000年後の世界が描かれています。
哺乳類が存在しない世界に「クマ」サンがいるのは明らかにおかしな話です。
その辺に関しては別の記事で取り上げているのでスプラファンの方はぜひご覧ください!
さて結論を申し上げると,たぬき開発はお金巻き上げてやばいしクマサン商会も正体不明でシャケたちから金イクラ巻き上げていてヤバイということです。
スプラトゥーンやどうぶつの森では世界観の闇を作るのが好きなのかもしれませんね…
みんなから愛されているアイドルの存在


続いてご紹介する共通点はそれぞれの世界観に合ったアイドルが存在しているということですね~
どうぶつの森の場合毎週土曜日になるとギタリストのとたけけがライブを開いてくれます!
作品によって歌う場所なんかは異なってきますが,どうぶつの森の一つのエンディングのような役割を果たしており最新作でもとたけけが一つの区切りを演出する重要なキャラクターになっています。
スプラトゥーンシリーズではシオカラーズやテンタクルズなんかがニュースのMCやストーリーに大きく関わっておりたくさんのファンがいます。
こちらはとたけけと同様スタッフロールなんかも担当しているほか,フェス開催中のバトルBGMなんかも彼女たちの歌で構成されています!
ちなみに来年発売のスプラトゥーン3ではシオカラーズのお二人の出演が確定しており,キャラクターの考察なんかも広がっていきそうですね

そしてとたけけとスプラトゥーンのアイドルの共通点ですがどちらもゲーム内の言語で歌っているんですよね!
先ほどのクマサンの所でも触れましたが,どうぶつの森ではどうぶつたちが話す際には日本語を加工したようなボイスで話してくれます。
なので歌を歌う際にもどうぶつたちの素の声で歌ってくれるので歌声からは歌詞の意味を理解することができません。
しかも日本語が飛び交う映画版のどうぶつの森ではとたけけが歌うシーンでのみどうぶつのボイス採用されていたのでサウンドに対するこだわりが感じられますね。


そしてスプラトゥーンにおいてもゲーム内で使われている魚介類独特のイカ語で演奏されており,フェス中なんかでも哺乳類では再現できないような声質で歌ってくれるんですよね~
開発者によるとBGMの歌詞によってバトル中に集中力が阻害されないための配慮なのだとか…
加えてすごいのがすべて人の声を加工したものになっているんですよね~
「スプラトゥーン レコーディング」と調べていただければわかりますが,彼女たちの滑らかなイカ語は元々はすべて人が歌っていたということになります。
カラオケなんかでも歌うことができるのでぜひ自身がある方は歌ってみるのはイカがでしょうか?
…そしてとたけけとシオカラーズ,テンタクルズですが同じステージに立ったことがあります!
ゲーム内の世界観からしても非常に相性がいいのでライブの方は非常に盛り上がりました!
企画内容はハイカライブなのでライブのほとんどはスプラトゥーンの内容になっているのであくまでとたけけはゲスト出演ということになっています。
ぜひこの機会にスプラトゥーンとどうぶつの森の繋がりみたいなものを感じでいただければいいのではないでしょうか?
…とたけけがSplattackを演奏してからのガチのSplattackが来ます!
こだわり抜かれたBGMのジャケットの数々


こちらは先ほどのアイドルの話と被る部分があるのですがスプラトゥーン,どうぶつの森ともに数々の音楽のジャケットが存在しています。
どうぶつの森ではとたけけの曲一つ一つに対してジャケットがデザインされています。
蓄音機などの家具で部屋のBGMを設定する際や家具として部屋に飾る際などに確認することができます!
一方スプラトゥーンではゲーム内に登場するBGMに対して架空のバンドによるジャケットがTwitterなどを通して公開されています。
ゲーム内で直接目にすることはほとんどないのですが,世界観などを記した本などでは興味深い内容があるのでぜひ見てみるのもいいのかもしれませんね~
…こうして両方を見比べてみるとやはり世界観に関しては作りこまれているんだな~っていうのが確認できますよね!
おそらくサウンドスタッフのみなさんによって構成されていると思うのですが1曲1曲に対するこだわりが凄まじいですね。
これからもどうぶつの森,スプラトゥーンともに素晴らしい音楽に期待していきたいと思います!
主人公の見た目や恰好を変えて自由にプレイできる!


やっぱり二つのゲームの特徴としてはやっぱり自分の好きな見た目でプレイできるということですよね~
スプラトゥーンのイカに関しては目の形や口元は変えることはできませんが,肌の色や目の色,ヘアスタイルなどどうぶつの森と同じようにして自分のアバターを作ることができます。
ちなみにですが最近のキャラクター作成画面ではジェンダー意識の向上から体の性別を問わず自由に髪型を選択できるようになっているみたいですよ。
スプラトゥーン2では実装されていませんでしたが,続編となるスプラトゥーン3ではあつまれどうぶつの森と同様自由に変えることができるみたいですよ!

…両ゲームともに自分の好きなキャラでプレイしていく訳ですが,もう一つ同じような楽しみ方ができます。
それはやっぱり自由なファッションを楽しめるという点なんですよね~


あつまれどうぶつの森では服の自由度がとても高く,エイブルシスターズなどで購入できるほかマイデザインの機能などを活用して自分のオリジナルの服装やとあるキャラクターの再現などといったことができます。
特にとびだせどうぶつの森からの進化は凄まじく,主人公の体格を変えたことによりズボンの追加の他,靴下や靴などの足元まで楽しむことができるようになりました。
一方でスプラトゥーンではファッションにバトルにおける能力を上げるギアパワーの追加によりパワーアップを図りつつもオシャレを楽しめる構造になっています。
カスタマイズできる部分はどうぶつの森よりも劣る部分はありますがギアごとのブランドで揃えたりだとか,変わった見た目をそろえてナワバリバトルに参加したりなど,遊び方によってさまざまな選び方ができます。
どちらのゲームもお店の品ぞろえは日替わりなのでアイテムが少ない時には毎日通いたくなってしまいますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はスプラトゥーンとどうぶつの森の意外な共通点について紹介してみました!
根本的な考え方やターゲットとしている層は全然違いますが,やはりどこかで影響し合っているのではないかなと思う部分がたくさんありました。
やはり哺乳類がメインとなるどうぶつの森と海洋生物がメインとなるスプラトゥーンでは生き物の描き方が共通するのかもしれませんね。
任天堂のゲームはお互いに影響し合っている部分が結構あるので開発者などにも注目してプレイするのも面白いのかもしれませんね。
今後もあつまれどうぶつの森の最新アップデート,最新作スプラトゥーン3などを通してたくさんの楽しい経験ができるといいですね!
以上で終わります。ありがとうございました~
画像引用元
今回の記事ではこちらの方から画像を引用させてもらいました。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
どうぶつの森シリーズ
”観光案内メーカー|あつまれどうぶつの森” https://www.tanuki-kaihatsu.com/ja_JP/
”What Would Animal Crossing: New Horizons Developers Bring to a Deserted Island?” https://youtu.be/U9iz1FN0kSI
”とびだせ どうぶつの森 Direct 2016.11.2 プレゼンテーション映像” https://youtu.be/f6uLVRmZ10M
スプラトゥーンシリーズ
”Splatoon Developer Story” https://youtu.be/F05Kp1_-_vQ
”スプラトゥーン2 新要素「サーモンラン」発見報告映像” https://youtu.be/U6sT0xpViw4
”スプラトゥーン3 [Nintendo Direct 2021.2.18]” https://youtu.be/tAlggq5dT3M
”スプラトゥーン3 [Nintendo Direct 2021.9.24]” https://youtu.be/4IzHbpEcUaw
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