スプラトゥーンシリーズと言えば誰でも気軽に手にすることができる可愛いらしい見た目をしている反面,いわゆる「黒い任天堂」と呼ばれる要素がたくさん入っているゲームとも言われています。
特に世界観を考察している人からすると,なぜイカが主人公なのか?なぜ哺乳類が猫しかいないのか?という問いの答えが非常にブラックであることはご存じだと思います。
今回は初代から続くミステリーファイルにて最も深い設定であろう「博士とジャッジくん」というテーマで掘り下げていきたいなと考えております!
実は初代のプレイしている分には「博士」や「人間」といったテーマは世界観を作っていく上での,おまけみたいな感じでした。
しかし2018年に登場した「オクトエキスパンション」をプレイされた方ならわかると思いますが,いよいよストーリーに絡むようになってきました…
そして2022年スプラトゥーン3のヒーローモードが「return of the mammalian」ということで,イカやタコ,海洋生物だけの物語を超える不気味な物語になるのかなと考えています…!
もちろん「ニンゲン」も哺乳類であるため,もしかしたらストーリーに絡んでくるかもしれません。
「博士」と「ジャッジくん」に一体どんな関係性があったのか,我々の時代から12000年もの間どのような変化があったのか,最後まで一緒に見ていきましょう!
それではいきましょう!(ちなみに今回がミステリーファイル解説最終回です…!)
目次
<ミステリーファイルNo.24>歴史的遺産に対する掃除係のミス

カラマリ研究室の映像記録 5628番:
歴史的遺産として厳重に管理されている旧世界の棺桶のような装置
先日 掃除係の際にまちがえてコンセントが抜かれてしまう出来事があったが
驚いたことに未だに装置は動いている
初代スプラトゥーンのミステリーファイルを読んだこのある方なら見覚えのある装置が見えるかと思います。
そして今作で初めて見たという方は一体何の装置なのだと疑問を持たれた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
詳しい装置の詳細については次のところで解説していきますが,このページでは清掃員がミスをしたということだけで大丈夫です!
まずこの映像がいつ撮られたのか?という話ですが,この後の展開から考えるとおそらく初代から2の間で起こったことだと考えられます。
なので監視カメラに清掃員はヒト型の生物であることからインクリングということで間違いなさそうです。
そして場所は「カラマリ研究室」という初代にも2にも登場していない所で清掃員がミスをしたようですね。
なぜこのような重要そうな場所に専門家でない普通の清掃員1人に掃除を任せたのかが疑問に残るところではあります。
装置の方はコンセント(一応正式名称はプラグというらしい…)が再度入れ直した形となり,装置自体は再起動してしまったようです。
おそらく感覚としては我々が家電製品を扱うような感じで,掃除機の電源が抜けてしまった場合でも問題なく使えるのと同じ状態なのかなと思います。
<ミステリーファイルNo.25>とある”ニンゲン”が残したもう一匹の哺乳類

「おお ジャッジよ このカプセルが開いた先の未来
おまえは一人かもしれない そのときは カプセルを再起動するのだ
おお 愛するジャッジよ 罪にまみれた 私をゆるしてほしい」
先ほどの<24ページ>の伏線を回収するかのごとく「再起動」という言葉が出てきました。
「おお ジャッジよ」というフレーズを聞いて初代のミステリーファイルが浮かんだ人も多いかもしれません。
今回はあくまでも2の解説がベースとなるので,”あの人物”に関する解説は次の項目にしたいと考えています。
とりあえずこのページからは,ジャッジ君を可愛がっていた存在がいたこと,そして”一人にならないように”カプセルの再起動を望んでいたことを読み取ることができます。
そしてもうお分かりの方も多いかとは思いますが,再起動によって生まれたもう1匹の猫…それがコジャッジ君ですね。

コジャッジ君はスプラトゥーン2から登場したジャッジ君の相方?のようなキャラクターで相手チームが負けた時に旗を挙げてくれます。
任天堂公式からは「スプラトゥーン2 Nintendo Switch プレゼンテーション 2017 出展映像」にて初登場しました!
公式イベントなんかでは「もしかしてジャッジくんに子どもができたのでは…⁉」という声があったのですが…
それに対してイカ研究員さんが「この世界の哺乳類はジャッジくんだけなのですが…一体…」という感じで謎を残してきた所が印象的でした。
ちなみにですが,スプラトゥーン2公式からは「Splatoon2相関図」といったものがあります。
ジャッジくんとコジャッジくんの関係性を調べて見ると意外なことがわかります…

ジャッジ…【?】
コジャッジ…【生まれたときから模造品である俺の気持ちがお前に理解できようか?】
…まあジャッジくんたちは哺乳類なので基本的に海洋生物は食べられるみたいですよ~
それよりも興味深いのが,2匹はただ単に仲がいいとは言えないみたいなんですよね。
ジャッジくんに関してはほんの数年前になんか現れたみたいな感じなので「???」という感じになってるようです。
しかしながらコジャッジくんからは可愛い見た目とは正反対で結構笑えないようなことを発言しています。
文章の量も相関図の中ではトップクラスで最も憎んでいる相手なのかもしれません。
ジャッジ君を可愛がっていた人物からは同じ遺伝子を持つもので同士仲良くやってほしかったのかもしれません。
しかしながら数千年の時を超えて再起動した所で,うまくいっているとは言えないみたいですね。
…一方でミステリーファイルの中からはカプセルの構造なんかも確認することができますよ。

ジャッジ君を眠らせるためのカプセルなのでまずはジャッジ君のスペースが必要です。
そして興味深いのが,ジャッジ君よりもしたの部分に何やら小さなカプセルが入っています。
おそらく周りの写真から考えると,ジャッジ君の受精卵なのではないでしょうか?
一体”その人物”はどうやってジャッジ君から細胞分裂する前の状態を取り出せたのかは不明です。
現在の研究でも人のとある細胞から別の細胞へ変化させるといったものがあるようです。
ジャッジ君とコジャッジ君の遺伝子が同じであるということからも,ジャッジ君の細胞から変化させたものであると考えられます!
そしてなぜ再起動でコジャッジ君の細胞が分裂していくのかも不明です…
私の勝手な予想ですが,万が一カプセルの電源やそれ自体が壊れてしまいジャッジ君の生命が尽きてしまったとしても希望を捨てないためだと考えています。
これらの機能の延長として「再起動すれば寂しくない」といった言葉が出てきたのかもしれませんね。
博士とジャッジくん
ここからは初代スプラトゥーンミステリーファイルの博士とジャッジ君というテーマで解説していきましょう!
特に「オクトエキスパンション」の物語はこれから紹介する情報が含まれていました。
初代の方は見たことない!という方向けに丁寧に解説していくので一緒に見ていきましょう!
時代は12000年前…後世界に影響を与える者

スプラトゥーン2にてお顔を見ることはできませんでしたが,こちらがシリーズにおいて最も重要な人物である「博士」です。
彼はミステリーファイルのみですが,シリーズにて唯一登場する「ニンゲン」ということになります。
左腕にはイカたちが良く見るジャッジくんの姿も確認でき,”ニンゲン”の世界から来たただ一匹の哺乳類であることがわかります…!
資料を見るとわかる通り,博士は学会にて海面上昇の危険性について説いていたようです。
しかしながら博士の叫びは,ニンゲンには一切届かず海面上昇により哺乳類の時代は終わってしまったものと思われます。
スプラトゥーンと言えば可愛らしく誰でも手に取りやすい世界観をしていますが,世界を深堀するとこのようなブラックな裏設定があったんですね…
ちなみにですが,「博士」という”ニンゲン”がこの後どうなってしまったのかは明かされていません。
文脈から考えるとジャッジ君を残して他の人間とともに消えてしまったという捉え方もできます。
一方で博士の技術からジャッジ君とともに12000年の時を超えてきているという可能性も十分にあります。
続編にてその姿を確認することができるのか,あるいは命を失ってからもイカたちの世界に影響を与え続けるのかはわかりません。
少なくともオクトエキスパンションの事例がありますから,今後も「博士」というキーワードからは離れることはできないようです…
消えゆく運命に対抗するためにカプセルへ…おお愛するジャッジよ…

先ほどコジャッジくんを生み出すために,ジャッジくんのカプセルに細工をしたのは解説しました!
こちらがジャッジくんを10000年後に送るためのカプセルが描かれた資料ということになります。
なぜ博士は自分の愛猫を10000年後に残そうとしたのかは不明です。
自分の痕跡を残すためなのか…あるいは後の時代を支配する知的生命体の観察なのか…それとも魚介類が発達することを見越して頂点に立たせるためなのか…
詳しい事情は分かりません。少なくともジャッジくんをカプセルで残そうとするまで,我々ニンゲンの世界は追い詰められていたようです。
ちなみに10000年後という数字に違和感を覚えた方も多いかもしれません。実際スプラトゥーンの世界は我々の時代から12000年後という設定で描かれています。
それではなぜ2000年という時間差があるのか…?初代スプラトゥーンには次のようなミステリーファイルが存在します…

こちらは約2000年前のナワバリバトルの資料として描かれています。
真ん中には白と黒の猫…ジャッジ君も確認することができ,イカたちの歴史は2000年以上続いていることがわかります。
ジャッジ君のカプセルが10000年ということとイカたちの歴史が2000年ということは,少なくともジャッジくんは2000年以上生きていることがわかります。
カプセルでの期間10000年+イカたちの歴史2000年=スプラトゥーンの世界12000年 ということになるんですよね!
他にもオクトエキスパンションのラスボスも「12000年間」というワードが出てきているので,人間の時代から12000年だけ時が経っていることは間違いなさそうです。
【謎】ジャッジくんの体形の変化
ジャッジくんを調査していて,なかなか取り上げてくれないのでここでご紹介したいと思います…!
実はジャッジくんって時と場合と資料によって体形が2種類に分かれているんですよ…
最初は2000年間という時の間で少しずつ今の姿へ変化したのかなと思ったのですが,明らかに順番がおかしいんですよね。
この点に関しては本当に謎なのでジャッジくんの変化を見ていきましょう!この矛盾の答えがわかる方がいたら教えてください…!
12000年前「博士」と一緒にいた時代

まず最初は先ほどご紹介した,博士とジャッジ君の2ショット写真ですね。
スプラトゥーンをプレイしている人なら誰が見てもわかる,いつも通りの可愛いジャッジくんです!
おそらくこの姿がジャッジくんに関しての最も古い記録だと思われるので覚えておいてください!
2000年前…最古のナワバリバトルのジャッジくん

続いては2000年前のジャッジくんということなのですが,明らかにスマートになっていることがわかりますね!
蝶ネクタイ柄の毛,矢印型の尻尾,イカたちを判定する唯一の哺乳類であることからもジャッジくんということで間違いないでしょう。
まあまああくまでも壁画に描かれていたジャッジくんということで解釈や感じ方の違いで痩せているように見えるのでしょう…!
カラストンビ部隊×スマートなジャッジくん

時はさらに流れてオオナワバリバトル,写真はカラストンビ部隊の物で中央には一匹のネコが映っています。
哺乳類はジャッジくんってことはこの中央の猫は…⁉ ずいぶんとスマートになりましたね~
このことから2000年前のイカたちの感性は間違っていなかったことが確認できると思います…!
ここまで来るとこのような仮説ができます…実はカプセルに入っている間に体形が細くなってしまったのではないかと…
そして次の写真を見ると驚くと思いますよ…!
※カラストンビ部隊…大ナワバリバトルに参加したアタリメ指令,ブキチのおじいちゃんを中心とした部隊
New!カラストンビ部隊…地下のオクタリアンに対抗するアタリメ指令を中心とする1号,2号,3号,4号がいる部隊
大ナワバリバトル決着…勝者に旗を上げたジャッジくん

そして時代は流れてオオナワバリバトルに決着が着いた訳ですが… ええ⁉なんでこんな急に太るんですかね…
一体バトル中にジャッジくんの身に何が起きたのでしょうか…?
ここで1つ考えたのが,ジャッジ君が海洋生物の死体を食べまくったのでは?という説ですね。
ジャッジ君からすれば,海洋生物は「おいしそう」としか思ってないので食べ物が転がっていたと考えると自然になるのかもしれません。
しかしながら今度は別の場所でスマートジャッジくんが現れて混乱することになります…
博士が残した実験施設にあるジャッジくんの置物

オクトエキスパンションのステージの一つに木箱で形をマネするミッションがあります。
こちらのステージにある黒い犬型の像…これはジャッジくん…らしいです…
開発者インタビューの方で語られていまして,どうやら博士の残した伏線みたいなんですよ~
インタビュー記事の方が探せたら載せておこうかなと思います!

そして何よりもこのジャッジくんがスマートな方をモデルにしているんですよね~
…ということは少なくとも博士のいた時代にも「スマートジャッジくん」がいたということになります…
後世にジャッジくんの痕跡を残す場合,カプセルに入れる直前の太った状態の方が愛着があってモデルにすると思うのですが…
一体この長期間の間でジャッジくんの体に何が起きているのか…個人的に謎な部分が多くて疑問を持っています。
博士あるいは”ニンゲン”が残した痕跡
スプラトゥーン世界にはミステリーファイルやオクトエキスパンションを中心に様々な場所に”ニンゲン”の痕跡が散らばっているようです。
すべてをご紹介することはできないと思いますが,博士や人間の手がかりについてご紹介していければと思います!
「博士が残した人工知能」


まず一つ目はオクトエキスパンションの黒幕,”博士の残した人工知能”「タルタル総帥」ですね。
初見でプレイされた方ならわかると思いますが,ミステリーファイルでのみ描かれていた”博士”という存在が実際にストーリーに絡んだシーンでもあります。
元々は人類の次に現れる知的生命体を観測するために作られていたようで,ジャッジくんのカプセルと同様12000年もの間存在しているようです。
実際のところ,「タルタル総帥」が作られた背景,目的そしてネル社が存在する理由については明かされることはありませんでした。
深海メトロにおいては「デンワ」として登場し,ナマコ車窓に次ぐ二番目の案内役として物語が進行していました。
オクトエキスパンションの最後では「海洋生物たちがムダなナワバリ争いを繰り広げている!」といった理由で世界をネリモノでネリ返そうとしてきました。
しかしながらテンタクルズと8号,そしてたぶんジジィの活躍によってネルス像を破壊,タルタル総帥も破壊されたはず…?です!
おそらく彼の言う「ムダなナワバリ争い」とはナワバリバトルではなく,実際に種族同士がぶつかった「大ナワバリバトル」のことを指していると思われます。
やっていることがまさに”ニンゲン”と同じことですし,勢いに乗って世界をネリ返そうとしてしまったのではないでしょうか?
ちなみにファイナルフェスにおいてタルタル総帥は次のような紹介がされています…
ファイナルフェスには3へつながる重要な伏線がたくさん貼られているような気がします…!
「タルタル総帥」という任天堂の遊び心が感じられる固有の名前,そして続編でも登場するかのような匂わせがあります。
なのでオクトのラスボスでは壊れたような描写がありましたが,私としてはまだ生存しているのではないかなと考えています。
しかもファイナルフェスの結果は「混沌」側が勝利ということで前回のラストフェスと同様,牙を向く可能性は十分考えられます。
本当にタルタル総帥に関しては100点満点,花丸‼といったテーマで描かれているキャラなので,今後の展開が楽しみですな…

ニンゲンの形をした実験施設

こちらのシーンも非常に驚きました…むしろ恐怖を感じました…
なんとスプラトゥーンの世界に人間が敵として登場してしまうんですね~
最初スプラトゥーンなんてイカたちがインクを撃つ,世界観がよくわからないゲームかなと考えてたのに,思いっきりこれですからね…
この像の明確な元ネタは無いとは思いますが,どこか海外にある彫刻を彷彿とさせるデザインになってますね。
ちなみに右腕の方はちゃんと垂直に伸びているようで,なぜか骨組みの状態で上に乗ることができるようになっています。
アタリメ指令も驚いている通り,このような姿の生物はイカ世界に存在しませんからね…
顔が縦に長い点やフサフサの髪の毛があるところ,イカタコとは全然違う形をした目など海洋生物の世界からは違和感が凄いですね…

ちなみに内部の方もニンゲンの体内がモデルになってまして,まとめるとこんな感じになります!
- ビコツ牢獄→尾骨
- ジュウモウ管理区→柔毛
- イブクロ消毒場→胃袋
- ホルモン回廊→体中に分泌される物質
- オーカクマーク管制塔→横隔膜
- ゼンドウ流通路→蠕動運動(腸にある内容物を動かす運動)
- セキツイ中央孔→おそらく脊椎動物の方から(個人的には脊髄<セキズイ>の方があっている気がする…)
こんな感じになりました…!私もちゃんと調べられたわけではないので,参考程度にしておいてください!
人間の化石

スプラトゥーン2に登場した「デボン海洋博物館」では”ニンゲン”の化石を見学することができます!
ステージとしてはかなり多くの方から嫌われている印象があるのですが…さんぽ機能などで見学してみると面白いと思いますよ。
おそらく化石自体は12000年以上前のものだと思われます。実物からは結構距離はありますが,イカちゃんたちと比べるとかなり大きいことが確認できますね。
それに加えて周りにはゲーム機らしき遺産がたくさん展示されています…
一体どんな状況で化石化して,海洋生物によって掘り起こされてしまったのでしょうか…?
他にもニンゲンの化石として初代のミステリーファイルにも似たようなものがありましたよ!

…これはどんな状況の化石なのでしょうか…?
海洋生物による専門家からは「神聖な儀式の最中」との推測がなされているようです。
私の目には任〇堂の〇iiUというゲームを開封しているようにしか見ないのですがどういうことでしょうか?
たぶん我々の世界とはパラレルワールドで任〇堂と同じような会社が似たようなゲームを出したのでしょう!
違う会社とはいえ,任〇堂のゲーム機が化石になるとは…恐るべし…
最後にもう一つ…

なんでシャケがいるんですか?
インクリングではありえない!謎の「目」と「文字」




今回人間の痕跡を追っていく上でやたらと「ニンゲンの目」というものが注目されているのかなと思います。
スプラトゥーンに登場するニンゲン関係のものには必ずといっていいほど”目”を象徴としたマークや仕掛けがたくさん登場します。
一見同じ生物だからこそたまたま目のマークがかぶっただけなのでは?と感じる方も多いと思いますが,アニメ調でポップな世界観のこのゲームに「リアルな目」は違和感があるのではないでしょうか?
そして少なくともインクリングの目は楕円に近い形をしています。それにタコちゃんの目も我々とは違う独特な形をしているので,ポスターにある”目”とは全然違うので違和感を感じます。
…これはもう「ニンゲン」を象徴とするマークということで間違いないと思います。


最後にご紹介するのは,「朽ちた箱舟ポラリス」に登場する人間の文字ですね。
このステージには「Active Bear Area」等のアルファベットの看板を至る所で確認することができます。
スプラトゥーンを長い間プレイしているとこの場所が異常であることがわかるかと思います!
普段インクリングが利用するハイカラスクエア,ステージ,深海メトロなんかはすべてイガ語で表記されることになっています。
しかしながら海洋生物の世界であるのにも関わらず,我々が読めてしまう文字があるのはかなり異質な光景だと言えます。
また後ろのロケットについても,人間が使ってたとされる文字や数字なんかも確認することができました。
ここからは私の考察になりますが,「Bear」=「熊」ということからクマサン商会と”ニンゲン”は何らかの形で繋がっているのではないでしょうか?
画像には準備できませんでしたが,他にも「オンライン」というヒト語がそのまま印字されたギアやイカ研究員の服装など我々になじみ深い服装もすべてクマサン商会製です…
そしてここからが重要なのですが,このステージ自体金イクラの行く先なのではないでしょうか?
ステージ内部にはロケットのエンジンが建設されており,イカたちが集めた金イクラはその内部へと回収されるようです。
果たしてクマサン商会の裏に何がいるのかは断定できません。もしかしたらニンゲンあるいはそれにつながる何かがロケット発射を目的にしてアルバイトを開いているのかもしれませんね…
まとめ
イカがでしたでしょうか?今回はスプラトゥーン屈指の存在「博士」の手がかりからジャッジくんの謎,そしてニンゲンの痕跡について紹介してみました。
任天堂さんは何を考えているのかはわかりませんが,スプラトゥーン初代,2で味を占めたのかさらにブラックな世界観にしてくるような予感がします…!
特に哺乳類が絶滅した点やイカたちが再び争いをしてAIがすべてを破壊しようとしている点など可愛い見た目からは想像できないストーリーが広がってましたね。
次のヒーローモードのテーマは「哺乳類の帰還」ということで,完全に今回ご紹介した路線で話が展開されていくのではないでしょうか?
一方でオクトエキスパンションの話自体,まだまだ謎な部分がたくさん残されています。
タルタル総帥がどうなったのか?真の目的は何なのか?なぜアタリメと3号をさらったのか?まだまだ分からないことがたくさんあります!
スプラトゥーンの物語の続きはいよいよ2022年の夏に明かされるようです…!
発売に向けて再度研究し,今後の展開に期待していきたいと思います!
そして今回でミステリーファイル解説は以上となります。いやー長かった~
今後ともスプラトゥーンを中心にゲームの情報,世界観の考察,感想なんかを投稿していきますのでよろしくお願いします~
それではこの辺で…ありがとうございました~
コメント