みなさんイカがお過ごしでしょうか?今回は2023年2月9日のニンテンドーダイレクトにて明かされたスプラトゥーンの新情報についてご紹介したいと思います!
紹介するのはいよいよ謎多き新たなストーリーモード,“Splatoon3:Expansion Pass Side Order”について触れていきたいなと考えております。
スプラトゥーン3DLC第一弾,「ハイカラシティ」については以前の記事にていろいろと紹介しているので,まだ見ていないという方はぜひともこちらをご覧ください!
新たなストーリー“Side Order”についてニンテンドーダイレクトにて少しだけ公開された程度で詳しくはわかっていません。
本来であればこれまでの様々な要素から今後のストーリーについて深堀したい所なのですが…残念ながら私としても全く見当が付きません!
今回はダイレクトで流れた映像から私なりに思ったこと,考えたことなどを記していきたいなと考えております。
目次
ORDER…スプラトゥーンシリーズにおいて重要なキーワードとは?

“ORDER”…この言葉がいかにスプラトゥーンシリーズの歴史において重要な意味を持っているのかみなさんご存じでしょうか?
実はOrder,すなわち「秩序」という言葉は過去に一度ゲームにて登場しており,スプラトゥーン2のファイナルフェスにて「混沌」VS「秩序」というテーマで過去最大のフェスが行われていました!
最終的には率いる「混沌」陣営が勝利を果たし,スプラトゥーン2の一連のフェスは幕を閉じたということになっていました。(その後復刻フェスあり)
そして時代はスプラトゥーン3に入りまして,舞台がバンカラ街「混沌の街」ということでファイナルフェスの結果が後の世界を決定づけたということで間違いないでしょう。


ファイナルフェスから現在にかけてお話してきましたが,今回のスプラトゥーン3のDLCのテーマは「Side Order」ということで日本語訳すると『秩序側』ということになります。
これまでゲーム本編ではファイナルフェスにて勝利を収めた「混沌側」の陣営を中心に様々な世界観が形成されてきました。
それに対してDLCテーマがそのまま「秩序側」ということですから,我々が見たことのない秩序の世界がそこには広がっているのかもしれません。
“混沌”と“秩序”…この二つがどれだけ重要なものであるのか,ここまでの説明で理解していただければとても幸いです。
ナワバリバトルやバンカラマッチなど,メインコンテンツに関しては「混沌側」を中心として急速に発展していきました。
一方で特に大きな動きや発展が発表されなかった「秩序側」がどうなっているのか?これが今回のDLCの一番重要な点になっていくのではないでしょうか?
ハイカラスクエア…2の舞台であったのにも関わらずなぜこのような状態なのか?

この風景を初めてみたとき,スプラトゥーンを知っているすべてのプレイヤーはここは「ハイカラスクエアだ」とすぐに認識することができます。
しかしながらあたり一帯は真っ白に覆われており,街中にはサンゴのような形をしたものが多数存在しています。
これは後に別のスプラトゥーンファンの方に教えてもらったことなのですが,白いサンゴは“白化”と呼ばれる死に近い状態のサンゴだそうです。
水産庁による白化の説明を引用させていただくとこんな感じです…
<白化現象>
白化現象とは、造礁サンゴに共生している褐虫藻が失われることで、サンゴの白い骨格が透けて見える現象です。サンゴの白化の原因は、温暖化等による海水温の上昇と考えられています。
水産庁:“サンゴ礁の働きと現状”,https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/tamenteki/kaisetu/moba/sango_genjou/
こうして見てみると白化の原因が温暖化であると考えられることから,今見えている真っ白い光景は異常な高温による現象なのでしょうか?
少なくとも目の前に広がるサンゴは壊滅を表していることから,Side Orderのテーマは非常に緊迫したストーリーになりそうです…
…ここでイカ研究所さんからのSide Orderの説明についてみてみましょう
“中央にそびえる異形の塔”これがこのハイカラスクエアの一番の違和感なのではないでしょうか?
実はハイカラスクエアにそびえる中央のタワーはもともとデカ・タワーという名のロビーとしてスプラトゥーン2を象徴する建物でした。
しかしながらSide Orderに移る中央の塔はデカ・タワーとは別物のなんだか洋風な建物ということになっています。
実際に見比べてみましょう…


こうやって見比べるとデカ・タワーだけそっくり入れ替えられているのがわかりますね…
本来であれば,タワーの看板はもっと立体的に散りばめられていたのですが,Side Orderの塔はちゃんときれいに整頓されています。
これも「秩序の世界」であるから整頓されているというイメージでしょうか?
実はスプラトゥーン2のファイナルフェスにおいても混沌はぐちゃぐちゃの装飾,秩序は整頓された装飾のように並べ方に関してははっきりとした違いが見られていました。
今のバンカラ街とこの異形な建物を見比べるだけでもかなり「秩序」を意識した形になっていることがわかるかと思います。
次にタワーの入り口について見ていただきたいですねー
デカ・タワーの入り口はもっと近代的で,ちょっと屋根があるスペースに自動ドアがあるといった感じでした。
一方で異形な建物は洋風な柱にまさかの手動扉?といったこれまでのスプラトゥーンでは見たことのない形に変貌してしまっています…
…そもそもここがファイナルフェスを繰り広げたハイカラスクエアそのものなのかもわかりません。
実際オクトエキスパンションなどでは地下の実験施設であるのにもかかわらず現実の世界を酷似させたステージが存在していました。
ここがハイカラスクエアそのものなのか?あるいは他の施設,研究所にあったコピーであるのか謎が深まるばかりです…
仮にハイカラスクエアそのものであった場合,ファイナルフェスが終わった後の約4年の間にここまで変貌があったことになるのでとんでもないことになりそうです…
(ただし2駅隣に第一弾のDLCであるハイカラシティがあるので,なんとも言えないですね…)
テンタクルズ…これからさらなる活躍が期待されている2人組とは?


映像にて一瞬だけ映ったこちらの二人の人物…ご存じテンタクルズのヒメとイイダですね…!
スプラトゥーン3のダイレクトにて告知されていた通り,この二人が今後のSide Orderのストーリーに大きく関わってきそうな予感がします!
ここで軽くテンタクルズについておさらいしておきますと,二人はスプラトゥーン2のときの案内役でハイカラニュースであったりフェスを盛り上げる役割を務めていました!
つまり初代でいうところのシオカラーズ,3でいうところのすりみ連合の立ち位置ということになります。
そしてストーリーにおいてはスプラトゥーン2の有料追加コンテンツ,オクトエキスパンションにて主人公をサポートするキャラクターでした!
じゃあスプラトゥーン3では何をしていたの?と疑問に持たれる方もいるかもしれません。
スプラトゥーン3においてはバトルBGMを演奏するバンドとしてただいま活躍中でございます!
Twitterやミステリーファイルなどでテンタクルズが一部の楽曲をプロデュースしていることは明かされていますが,世界観についてあまり深く知らないという方もこちらの2曲はバトル中に必ず聞いたことがあるはずです!
スプラトゥーン3を初めて,あれ?通常のバトルなのにアイドルの曲が入っている⁉と驚いたかもしれません。
テンタクルズのお2人はファイナルフェスの結果発表にて世界進出を宣言していました!
なので現在はさまざまな場所を駆け巡って音楽活動をしているというのが今現在のテンタクルズの解釈で合ってるんじゃないかな~と思いますね。
ちなみに動画の背景で流れている声は確実にイイダの声だと思いますね。
ホタルでもフウカでもありません…これはイイダの声です…
…そして今回のストーリーであるSide Order,テンタクルズはなぜこのような奇妙な世界に入ってしまったのでしょうか?
仮に舞台がハイカラスクエアそのものであった場合,テンタクルズのホームタウンが奪われたことになりますから調査を行う動機として十分かなとも思います。
おそらく物語のベースはオクトの続きでNewカラストンビ部隊とは別にテンタクルズとその仲間によってストーリーが繰り広げられる…そんな気がします。
またここが現実ではないまた別の空間である場合,一体テンタクルズの身に何があったのか?気になりますよね…
ここまでいろいろと見てきましたが,このストーリーにテンタクルズが関わることは確実なような気がします。
頭の中で情報を整理しつつ次になる情報を是非とも待ちたいですね。
主人公…かつて深海メトロで苦難に立ち向かったあのオクトリングなのか?

Side Orderに登場するこちらのオクトリング…おそらく今回登場する主人公なのではないかなと考えています。
主人公といえばスプラトゥーン3で操作する3号のイメージが強いと思いますが,公式の情報を見てみると「そこに佇むオクトリング」と記載されていることから今回はオクトリング固定なのかなと思います。
そして映し出されているオクトリングについて注目すると,実は前作のオクトエキスパンションに登場した8号にとても似ているんですよね…
実はスプラトゥーン公式にて扱われる「主人公像」というものはある程度決まっておりまして,3では三つ編みのイカちゃん,2ではショートのイカちゃんがメインで映像に登場していました。
そしてこのオクトリングは8号と同じ髪型をしています。3でタコの髪型がたくさん追加されたのにも関わらずです。
これは流石にゲーム外からの考察になりますので信頼性は薄いですが,このような演出から再び8号の物語が始まる…そんな予感がするのです。
さらに内容について軽く考えますと,常にイラストのオクトリングは哀しい…暗い…寂しい…表情をしているのが感じ取れました。
一体この変貌したハイカラスクエアで一体何が待ち受けているのでしょうか?
オクトエキスパンションも非常にダークな感じでどこか不気味なところもありました。
一方でこのSide Orderという世界観…非常に光と色を失った無の空間が描かれており別の角度から“不気味な世界観”を演出しているのかなと思います。
…あれ?これ任天堂さんが出している大人気のアクションゲームですよね…?いいんですかここまで強烈な世界観にしちゃって…
私は見た目は明るくもどこか不気味な世界観を作り出してくれるスプラトゥーンが好きですね。
映像にて明かされた謎多きイラストの数々…
…ここからは映像にて一瞬だけ映された謎多きイラストの数々について触れていきたいと思います。
私にとっても何を意味しているのか全く検討が付かないため,重要だと思われるイラストについて私が考えたことを断片的に記しながら見ていきたいと思います…










まとめ
イカがでしたでしょうか?今回はスプラトゥーン3のDLC第2弾で初公開されたSide Orderについてご紹介していきました。
今回のストーリーは本当に予測がつきません…なぜなら前作の追加コンテンツで行ったことはすべて今作のヒーローモードに集約されているからなんですよね。
公開された断片情報をまとめるとテンタクルズや8号?が登場することがわかりますし,何やらインクリング?の姿も見えるようです。
世界観としてはハイカラスクエアが白く変貌した場所で,サンゴが白化していることにより何やら生を失った上で秩序を保たせている…そんな雰囲気が漂ってきます。
さらにはイラストにてやたらと映し出されるエレベーターの姿…
エレベーターといえば高い建物を上るための手段として使用されています。すなわちこれは中央の謎の塔を上るための手段として捉えるのが有力かと思われます。
スプラトゥーン3の世界で繰り広げられる,オクトエキスパンションとはまた違った強烈な世界観…
DLC第2弾Side Orderについて今後とも注意深く調べていきたいと考えています…
今後のイカ研究所公式からの発表について心待ちにしていきたいと思います。
それではこの辺で終わりたいと思います。ありがとうございました~
これにて落着!ほな カイサン!!!
コメント